2014年12月29日午後 火星砂漠研究基地(MDRS)の温室で火災があったようです。

Crew146のコマンダーNickは、私が所属していたCrew132のコマンダーで、GreenHab(温室)の責任者です。Crew132のメンバーは、メッセンジャーで今でも情報交換をしてるのですが、12月31日(日本時間)に火事大丈夫?という書き込みがありました。そのときはよく意味がわかりませんでしたが、12月31日のプレスリリースだと、火災で温室が被害を受けたようです。

このニュースに過去のGreenHabの歴史が簡単に紹介されています。
・ 温室第一世代 初年度に強風により破壊 (ユタ州の砂漠は時々すごい強風があります)
・ 温室第二世代 5年間にわたり水再生と食料生産を行うが、6人分の食料を供給するには設備が小さすぎることがわかり実験停止(においもすごかったらしい)。3年間くらい休止していたものを2013年から再起動したと聞きました。・・・今回の火災で被害

植物を利用して食料生産し、人間に供給するためには、とんでもない容積、エネルギー、労力が必要です。温室で食料生産しようというのが時代遅れなんだと思います。しかもネズミの被害が多発し、衛生的にもかなり問題があります。

今回の事例からもわかるように、居住実験では想像しているよりも事故が起こります。もし居住棟が火災になった場合には、1つ壊せる窓があって、そこには避難ばしごが備えられています。

コマンダーになると、「事故を起こさないように」、それだけが頭の中にあります。

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