米国アリゾナ州ツーソンのツーソンマリオットユニバーシティパークで7月13日から7月17日までの5日間、国際環境システム会議が開催されました。発表件数は近年減少していて、40セッションで200件ほどの発表でした。
この国際会議、大きく分けて宇宙での熱制御と環境制御の2分野を対象としています。

今回の開催地のツーソンは、アリゾナ大学や、1990年代に男女8人が2年間閉鎖居住実験を行ったバイオスフィア2が近くにあることで有名です。

8人のうちの2人(その後夫婦になった)が立ち上げた企業がパラゴンスペース社です。

そのため今回の会議では、バイオスフィアツアーや生命維持システムツアー(パラゴンスペース社、アリゾナ大学月面グリーンハウスの見学)が企画されました。
残念ながら、パラゴンスペース社の見学では、携帯電話、バックが回収され、一切の撮影は禁止でした。

ここでは会議の風景を写真で紹介し、有人火星フライバイミッションの生命維持システムの話は私の記憶と論文をもとに報告3に掲載します。


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会場となったホテル

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発表1日目 学生ポスターセッション、例年10件程度の発表がある

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学生ポスターセッション、月面ハブ

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発表2日目 私の発表セッション、今年はいつもより発表件数が多い、有人火星フライバイミッションに関する私の発表は13時30分から

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生命維持システムツアー パラゴンスペース社
ここでは、501日間の有人火星フライバイミッションの生命維持システム(トレースコンタミナント、酸素生成装置、二酸化炭素回収装置、二酸化炭素還元装置、尿再生装置)を見学できました。

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バスで場所を移動して、アリゾナ大学月面グリーンハウス

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ナトリウムランプを利用、当然ながら、見学者からは、どうしてLEDを利用しないのかと質問が出ていました。
室内でLEDだけでトマトを育てようとすると、背丈も高いので光の強さが足りず難しいようです。

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日本企業が開発した太陽光採光システムひまわり

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制作中の月面グリーンハウス、ひまわりで集めた太陽光を利用するようです。

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月面グリーンハウスがある農場から見る夕日

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会場でのアリゾナ大学のパネル展示、
その他に、膨張式の宇宙ステーションモジュールを手がけるビゲローエアロスペースの展示もありました(写真を撮り忘れました)。

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発表3日目 バンケット

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ICESアワードの表彰 私が発表したセッションのオーガナイザーが表彰されていました。

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バンケットではヴァージン・ギャラクティックのスペースシップ2に搭乗する宇宙飛行士のトレーニングプログラムを作成する責任者からの話がありました。

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最終日、ホテルの部屋から撮影、
この後、ロサンゼルスに移動し一泊し、スペースシャトルを見学してから帰国しました。


今後、
報告2ではカリフォルニアサイエンスセンターのスペースシャトルエンデバーの見学、
報告3では、有人火星フライバイミッションの生命維持システムの紹介をします。


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