2014年に火星砂漠研究基地(MDRS: Mars Desert Research Station)で実施したTeam Nippon(Crew137)の居住実験に関する内容を一部含む学術論文が出版されました。学会発表では何回も発表してきましたが、学術論文として発表するのは初めてです。

宮嶋宏行,宇宙居住と生命維持システムに関する シミュレーション研究の実践,生態工学29(2) 57-64, 2017

MDRSで撮影した映像は、2017年4月16日(日)の林先生が驚く 初耳学( 毎日放送)でも使われました。
私が船外活動服を着てATVに乗って火星表面を走る映像です。


今回は寄稿論文ということもあり、学術論文の中で有人火星探査に関わる映画や小説についてもふれました。例えば、2016年に日本で公開された「オデッセイ」(正確にはアンディ・ウィアーの小説The Martianに関してです)は私の研究テーマに大きく関わる作品の1つです。

実際のMDRSでの実験は、これらの小説や映画の内容を知る前に実施しているので、直接関係はありませんが、一般の方に説明するときは必ずこの映画を利用しています。むしろ私が参考にしたのは、MITが2005年にカナダのデボン島のホートンマーズ基地で実施した宇宙ロジスティクスに関する実験です。

現在、次の居住実験について考えています。可能であれば、現在の大学で扱っている「生体計測」をテーマの1つにしたいと考えています・・・。

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