火星協会の活動はボランティアによって運営されています。
広報やリアルタイムに24時間稼働しているミッションの支援チームになったらかなり大変です。

重要なことを問い合わせても返事すらくれない。
返事があっても、かなり場当たり的な対応が多いと感じていました。

2014-2015年のミッションが始まったばかりなのに、
なぜか2015-2016年のミッションのクルーの募集が開始されました。
いつもより半年以上早い募集開始です。

** Crew144 村上さん、本日(米国山岳時間11月29日)から2週間のMDRS居住開始しました。


 
今シーズンは、11月1日(土)のCrew 142から火星砂漠研究基地での閉鎖居住実験が始まりました。
最初の3つのクルーは、カナダデボン島にあるArctic 365 (MA365) に1年間滞在する最終候補者の選考ミッションになっています。このうち1/3の方が1年間のミッションに参加することになるのでしょう。
 さて、今シーズン、Team Nipponは結成されませんでしたが、11月29日(土)からのCrew144に、村上祐資さんが参加します。また、生物学者の長沼毅さんが、2015年2月か3月のクルーに参加します。

今回は、初の試みとして、気象予報士の水元さんが、MDRS天気予報を配信してくれるようです。
https://www.facebook.com/MDRSWeatherNews
村上さんのサイトはこちら
https://www.facebook.com/japanesemartian

先ほど、はやぶさ2の打ち上げ延期のニュースが流れました。
今回は、チケットが取れず、種子島行きを断念しました。2時間ぐらい初動が遅れただけでツアー完売でした。
会津大学の寺薗さんによると、種子島で3万人、全国で30万人の人が、はやぶさ2の打ち上げを見ることになるのだとか・・・



 
2014年11月4日にシンガポール国立大学(Timesのランキングでは東大に次いでアジア2位の大学)の見学に行きました。この大学は、都心から地下鉄で20分ぐらいのDover駅から2kmほど離れた場所にあります。

地下鉄を降りてから、バスで移動すればよかったのですが、つい歩いてしまいました。結局、あまりのキャンパスの広さに、あとで後悔しました。

まず駅前は、シンガポール・ポリテクニックです。4時半ごろ着いたので、正門付近は帰宅する大勢の学生で混んでいました。
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ここには機械・航空学科があり、写真のあたりは、航空学科に関連した教室が並んでいました。
工事中でしたが、小型機用のハンガーもあるようでした。

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ジョイスティック付のPCが並んでいます。フライトシミュレータで訓練をするのでしょうか?

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航空電子研究室、航空機の電子装備だったら、私が就職して最初に教えた専門分野です。
(なぜか日本語で注意書きがあります)

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建物内の教室配置

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学生用のカフェにはマックがありました。近くには水色の大きな文字で、CURIOSITYと書いてあります。

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カフェのなか

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カフェの自動販売機、商品以外の表示はすべて日本語で書かれています。
(日本向けの装置をそのまま利用している場所がかなりあります。監視カメラにも日本語の文字が書かれていました。なぜ?)

シンガポール・ポリテクニックの中を通り抜け、駅から20分ほど歩くと、シンガポール国立大学の学生たちが住むエリアに到着します。

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高層の学生寮が多数立ち並んでいます。

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研究棟の名前はCREATE

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研究等の名前はENTERPRISE

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学生用のカフェ、娯楽施設の入り口

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キャンパス内外を移動するためのバス

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キャンパスは、生活居住エリアと教育研究エリアの2つのエリアに分かれています。
橋を渡り(下は高速道路?)、生活居住エリアから教育研究エリアへ移動
赤道直下、花がきれいです。

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教育研究エリアから生活居住エリアに戻ってきました。

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カフェや図書館のある場所から見る中庭

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生活居住エリアの模型

学生の勉強や生活は、キャンパス内で完全に完結しています。
こんなところで勉強したら楽しいだろうなと思いました。

 
11月23日、24日、日本科学未来館で開催されているロケット交流会に有人宇宙飛行コンソーシアムとして参加しました。

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会場の7Fイノベーションホール

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他の参加団体はロケットなど大型の展示物が多数あります。

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私たちは、宇宙楽器、閉鎖空間体験、Team Kanauとして参加したインスピレーションマーズ国際学生設計コンペの展示をしました。写真は、造形作家根岸さんによる宇宙楽器の展示です。無重力状態で利用することを想定しています。

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閉鎖空間体験

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この箱の中に顔を入れ、前後左右の4面の鏡を出したり隠したりしながら、空間の広さ認知に与える鏡の影響について体験してもらいました。4つの鏡のうち、どれを隠すかによって閉鎖空間の与える圧迫感が変わってきます。また被験者による個人差についても面白い知見が得られました。

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17:00-18:30には未来館ホールで、パネルディスカッションが開かれました。
実際にロケットを開発している専門家6名が、開発の安全性について議論していました。

ロケット開発のレイヤ(写真)を4つ分類し、失敗してもいいようなロケット開発の領域(例えば、学生や大学の研究室で開発するような規模のロケット開発)を確保することによって、開発者が成長するために必要な失敗を経験できると、北大の永田教授が話していらっしゃいました。

有人宇宙飛行で、大学の研究室レベルで経験できる、成長するための失敗ってなんでしょうか?
ハンズオン・トレーニングには必要なのでじっくり考えてみたいと思います。

24日もまだ開催しています。
講義のため私は参加できませんが、本日、NHKが私たちのグループの展示を取材に来るようです。

 
私が顧問を務める「有人宇宙飛行コンソーシアム」が、
11月23日(日)日本科学未来館で開催されるロケット交流会に参加します。

インスピレーションマーズ国際学生設計コンペで優勝したミッションの紹介や、狭い閉鎖空間で居住するための工夫などを展示する予定です。



 
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第58回宇宙科学技術連合講演会@長崎2日目11月13日(木)16:20から
「民間人が火星で長期間暮らしたらどうなるのか?」、につながるような話をします。

D 会場 OS07-1 宇宙で生きる! ~生命維持技術で有人火星探査を支える~ 
11 月13 日(木)9:20 ~ 10:40 司会者:大西 充(JAXA)
2D01 不要ガス除去装置仮想実証試験
○ 大西 充 , 島 明日香 , 桜井 誠人(JAXA)
2D02 有人宇宙探査のための酸素製造に関する研究
○ 桜井 誠人 , 島 明日香 , 大西 充(JAXA)
2D03 二酸化炭素吸着剤の開発と二酸化炭素処理装置の設計
○ 立原 悟, 伊藤 剛, 青木 伊知郎, 大西 充, 桜井 誠人(JAXA)
2D04 有害ガス除去用高性能活性炭の特性評価
○ 桑垣 整(環境技術サービス), 立原 悟 , 大西 充( JAXA),

D 会場OS07-2 宇宙で生きる! ~生命維持技術で有人火星探査を支える~
11 月13 日(木)10:50 ~ 12:10 司会者:桜井 誠人(JAXA)
2D05 CO2膜分離法の宇宙分野への応用(2)
○ 宮田 純弥, 寺本 正明, 岡田 治, 井崎 博和, 野々内 保, 花井 伸彰 , 清原 八里( ルネッサンス・エナジー・リサーチ),桜井 誠人(JAXA)
2D06 循環型空気再生における二酸化炭素還元システムに関する研究
○ 島 明日香 , 桜井 誠人 , 曽根 理嗣 , 大西 充(JAXA), 米田晶子(日本ピラー工業), 阿部 孝之(富山大)
2D07 多孔質触媒を用いる二酸化炭素還元反応炉の温度予測
○ 青木 伊知郎, 島 明日香(JAXA)
2D08 メタン発酵処理による廃棄物系バイオマスからのエネルギーおよび植物肥効成分の回収
○ 遠藤 良輔, 北宅 善昭(大阪府大)

D 会場OS07-3 宇宙で生きる! ~生命維持技術で有人火星探査を支える~
11 月13 日(木)14:10 ~ 15:30 司会者:宮嶋 宏行(東京女学館大)
2D09 ネットワークシステムの定常状態感度計算ソフトCOSMOS の開発と性能評価
○ 白石 文秀, 吉田 恵梨歌(九大), Eberhard Voit(Georgia Institute of Technology)
2D10 自律的階層制御を用いた ALS 物質循環制御
○ 中根 昌克 , 石川 芳男(日大), 宮嶋 宏行(東京女学館大)
2D11 陸生ラン藻の有効利用
○ 加藤 浩(三重大), 横島 美香, 木村 駿太, 古川 純, 富田-横谷 香織(筑波大)
2D12 陸棲ラン藻 Nostoc sp. HK-01 の高宇宙環境耐性のしくみ
○ 木村 駿太(筑波大), 加藤 浩(三重大), 佐藤 誠吾, 富田 - 横谷 香織(筑波大)

D 会場OS07-4 宇宙で生きる! ~生命維持技術で有人火星探査を支える~
11 月13 日(木)15:40 ~ 17:40 司会者:青木 伊知郎(JAXA)
2D13 サクラ属樹木の閉鎖生態系導入のためのモデル化
○ 富田 - 横谷 香織 , 阿部 友亮 , 佐藤 誠吾(筑波大), 馬場
啓一(京大), 加藤 浩(三重大), 鈴木 利貞, 片山 健至(香川大)
2D14 火星居住施設の物質循環型食料生産
○ 遠藤 雅人, 竹内 俊郎(東京海洋大)
2D15 アナログ実験施設を利用した有人火星探査実証実験の有効性について
宮嶋 宏行(東京女学館大)
2D16 宇宙で生きるー宇宙旅行並びに火星移住のための宇宙食-
片山 直美(名古屋女子大)
2D17 SICLE による有人火星ミッションの物質循環シミュレーション
○ 諸島 玲治, 森山 枝里子, 大浦 智史, 扇 拓矢, 広崎 朋史, 山下 明広(宇宙システム開発), 飯野 翔太(慶大), 宮嶋 宏行(東京女学館大), 石川 芳男 , 中根 昌克 , 寺尾 卓真(日大)
2D18 インスピレーションマーズ学生国際ミッション設計コンテストでの有人火星ミッション設計
○ 飯野 翔太(慶大), 小野 綾子(日本火星協会), 森山 枝里子(宇宙システム開発), 田中 鴻輝(慶大), 宮嶋 宏行(東京女学館大)

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宿泊していたホテルの隣は文明堂総本店
 

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