4月にNASAエームズで開催予定だったインスピレーションマーズ国際学生デザインコンペの最終プレゼンが、8月に火星協会の年会の3日目に開催されることになりました。

日米ジョイントチームのTeam Kanauにとっては十分な準備時間ができました。

最近、過去1年間の間に、コロラド大学ボルダ―校、MIT、パデュー大学の航空宇宙工学科の教員や学生とプロジェクトを通じで知り合って、教育上の共通点があることに気が付きました。

上記の3つの大学は、NASAの宇宙飛行士を多数輩出している4大大学のうちの3校になります。
引退した宇宙飛行士が、出身大学で教育や研究に教員(日本だと特任教授のような職位かな)として関わっています。
(2013年に私が聴講していた宇宙居住設計の授業では、居住施設、EVAに関して2回、元宇宙飛行士の教員による授業がありました)

このようなコンペがあると、学生は元宇宙飛行士の先生に直接コメントをもらっています。
日本の航空宇宙工学系の大学にはない教育・研究環境です。


 
米国で宇宙居住設計について研究していたときに、
日本に帰国した後、きぼう、こうのとりの大きさを中から実感してみたいと思っていました。
4月19日の筑波宇宙センターの特別公開 の日にスペースドームに見学に行きました。
前回の反省から10時前には到着するように家を出ましたが、結局、駐車場は満車で、中には駐車できず。

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きぼう模型概観

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きぼうのエアーロックと窓

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きぼうの船内保管室
ここに来るのはこれで3回目ですが、中に人の模型があるなんて気が付きませんでした。
私が体感したかったのは、まさに中にいる人の大きさとの比較です。
自分が米国で居住実験に参加した後は、ものすごく、このようなことが気になるようになりました。
スペックだけ見ているだけでは、気が付かないこともたくさんあります。

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次は、こうのとり

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補給キャリア非与圧部

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補給キャリア与圧部
ここにも人がいます。
有人宇宙ミッションをデザインするときのヒントになります。

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ロシアの宇宙服

実際に自分で設計するつもりで観察すると、小さなところまで気になります。
このちょっとした気付きは、有人火星フライバイミッションの宇宙船の検討に反映させたつもりです。


 
パデュー大学航空宇宙工学科のwebページでTeam Kanauが紹介されました。
日本メンバーは多大学連合ですが、米国メンバーは同じ大学であるため、学科全体で支援してくれているようです。



 

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