MITから戻ってきてからは、毎日、火星へ持っていく装備品のことを考えています。
スーツケース一つは、デンバーの日通で日本へ送り返し、もう1つのスーツケースに火星へ持っていくものを詰めようと考えています。
滞在先では洗濯はできないので、着替えやタオルなどは替えの分もすべて持参する必要があります。
荷物の量を考えると、洗濯をしたいと考えてしまいます。(宇宙洗濯機の検討が必要か?)
その他にも、トイレやシャワーにも制約があります。すべて水を使うものばかりです。
今までは文献をもとに宇宙ロジスティクスを考えていましたが、いまは、自分が持参するものを具体的に考えて装備品の見積もりをしています。まさにケーススタディが出発前から始まっています。
足りないものは、値段の安いTAGETですべて揃えようと思います。寝袋、衣類すべて合わせても100ドルぐらいで済みそうです。

火星の生活で一番大事な食事については、まだ不明です。Crew 132の結果をもとにTeam Nipponではここに焦点を当てようとしています。

準備時間はあと3週間。


 
MITでの自分のセミナーが終わり一休み。

宿泊していたホテルがちょうど、メディアラボの近くだったので、見学に行ってきました。
ちょうどこの日は何かのイベントが開かれているようでした。
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NHKのスーパープレゼンテーションの撮影をしていたのはここではないでしょうか。
(いまは米国在住のため、最近の放送は見ていませんが、)
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入ってすぐのフロアーです。全体が白を基調にしていてなかなか開放感がありました。数々の作品が展示されていました。
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11月21日、MITの航空宇宙工学科のセミナーに招待され、発表することになりました。
11月20日に、ボルダーからケンブリッジに移動し、指定されたホテルに宿泊しました。
当日の日程は以下のように組まれていました。かなりハードです。

10:00am-12:00pm Meeting with HabNet team
12:00-1:30pm SERG seminar (“An Analysis of Hybrid LSS For Sustainable Habitats”)
1:30-3:00pm Miyajima seminar (“Overview of modeling and simulation for RLSS”)

3:00-4:30pm ESD.36 lecture (Multi-Project Program Management)
4:30-6:00pm Space Systems Laboratory, Man Vehicle Laboratory 見学(私が見学を希望したラボ)
6:15pm Dinner with HabNet team

私の発表は左側、来週には慶應大学の中野先生のセミナーもあるようです。
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13時30分から90分のセミナー開始
セミナー概要はこちら(MIT AERO ASTROのwebへ)

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私がMITの講義を見学したいと希望したので、Multi-Project Program Managementの授業を見学できました。
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ここからはSpace Systems Laboratoryの見学、主に小型の人工衛星を学生たちが開発しています。
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ここからはMan Vehicle Laboratory、ここの宇宙服の開発は有名ですね。残念ながらバイオスーツは見られませんでした。
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ここは、主に私が訪問したoli研の学生たちの研究室です。
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1日の予定が終了した後、近くのレストランで懇親会でした。
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今回、私をMITに招待してくれたde Weck教授は、航空宇宙工学科ではStrategic Engineeringの研究室を運営しています。またEngineering Systems DivisionSystem Design and Managementにも関係しています。そして慶應大学のシステムデザインマネジメント研究科の設立にも協力したと聞いています。(残念ながら、当日は急病のため私たちの会合には同席できませんでした)
今後、日本でもシステムデザインマネジメントが本格的に学べるところが増えたらいいなと思います。





 
最初の居住実験が終わって20年たちますが、ついにバイオスフィア2の見学に来ました。
ツーソンの空港から車で1時間ぐらいのオラクルというところににあります。
所有者は、次から次へと変わり、現在はアリゾナ大学が所有しています。
 
20年前の設計で、資金不足で所有者が何度も変わっていたので、あまり期待していなかったのですが、いい意味で期待を裏切ってくれました。わざわざ、ここまで来た甲斐がありました。
すごかったです。アリゾナ大学も運営に力を入れているんだと思います。

特に、ガイドの言葉から、過去のゴタゴタに関する不満のようなものが伝わってきました。
いまは安定しているのでしょう。そのためツアーは20分も時間を超過しました。

最初のゲートです。

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13時からのツアーに参加、大人20ドル
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熱帯地域
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入口の建物
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入口
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ツアー開始、ガイドの女性が1名付きました。
温帯の地域かな
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海の地域へ
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海洋を模擬した地域です。
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熱帯の地域へ
この先仕切りがありますが、コロンビア大学が設置したと言っていました。
(最初からあったわけではなく、どうも担当者はよく思っていない様子)
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海洋地域へ戻ってきました。
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サバンナの地域
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ここも乾燥地域
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これは換気用の穴です。
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穴の下
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この通路を換気用の空気が流れています。
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水処理や養分などの調整用タンク
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地下は配管がすごいです。
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コントロール用のコンピュータ 確かHPだったと思います。
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ラングに続くトンネル
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ラング到着、気圧差を調整するための場所です。
みんなで叫んで遊ばせてくれました。ずっと叫び声が残ります。
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ラングの概観、この他に、もう一つあります。
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キッチン、ダイニング、ここで男性4人、女性4人が過ごしました。
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書斎かな?
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ツアー終了
1時間のツアーだったようですが、最後に、今日は少し、しゃべりすぎてしまい20分も超過してしまいましたと言っていました。
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今週は2本のセミナーがありました。

11月12日
JPLのアンバサダーによるThe legacy of the Apollo Programのセミナーです。夕方でしたのでピザとドリンクもついていました。

アポロ計画について1時間ぐらい話され、最後は、以下のようにまとめていました。

なぜ、アポロ計画は終了になったのか?
  ・コストの問題 巨額の資金
  ・政治的な問題 ソ連との競争に勝ったから

ただ、コストについては以下のような情報も提示していました。
  アポロ計画 $135 billion (2005 dollar) 当時のGNPの0.6%
  ベトナム戦争 $686 billion (2008 dollar)
  スペースシャトル $171 billion
  国際宇宙ステーション $100 billion
アポロ計画そんなにお金使ってないじゃない。安いでしょう! (最後のまとめはここでした)
ちょっと、この換算、誤解を招くのでは?

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11月13日 学科セミナー
Towards Large-Scale Computational Mechanics with Quantifiable Uncertainty
Tan Bui, University of Texas at Austin

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今日は、コロラド大学ボルダー校航空宇宙工学科に日本から大学生の一行が訪ねてきました。
宇宙開発フォーラム実行委員会の元執行部の学生たちです。卒業旅行だと言っていました。
バイオアストログループの紹介、施設見学、ランチ、私の研究紹介の後、観光に向かわれました。
明日からはヒューストンのようです。

今日は、ドリームチェイサーのモックアップをデンバーの博物館に運び出す日でした。
ちょうど見学ができてよかったと思います。

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11月5日は全米で選挙日だったんですね。ここボルダーでも市議会議員選挙が行われていました。
ローカル局の放送で選挙演説をたまに見ましたが、すごくわかりやすい英語でみなさん演説します。

さて、以前、NO 310の住民投票について書きましたが、関連する2つの投票結果は、
2E Electric Utility Amendment, Yes
310 Xcel-backed Amendment to the City Charter, NO
と市民団体の主張する通りになったようです。ただ、地元の新聞を読んでいると企業側にとっても部分的勝利だと書いてあります。(私は、この背景がよくわかりません。今度知り合いに聞いてみましょう)

今回の戦いは、クリーンエネルギーを大企業の手から守る(市民団体側の主張)というのが争点だったようです。問題を単純化しすぎじゃなかと思います。

ただし1つ分かったのは、(私が日本いるときに)最新技術と思っていたものが、大企業のイメージアップの材料に使われているだけだったということです。


話は変わりますが、私は、日本で原発が一番多く存在する県の出身です。
福島での原発事故の後、米国でも、こんな特集が組まれるようになったんですね。

11月8日 米国東部時間 9pm

"Pandora's Promise": A preview of CNN's upcoming nuclear power documentary

私が日本を離れたあとで、
日本では、小泉元首相が脱原発の発言をして、ニュースになっています。
また山本太郎参議院議員の園遊会での行動が問題になっています。


このボルダーの問題を日本の問題に置き換えてみると

原発推進 vs. 原発反対

だと思います。

このような双方がマスメディア、ソーシャルネットワークに大量の資金を投入した大キャンペーン合戦が将来日本で起こらないことを祈ります。(会計報告を見ていると、かなり地元のマスコミに経費をかけた様子がうかがえます)

両方に共通して私が感じたのは、
電力供給側の話を争点にしていますが、電力の需要側の将来像を議論しないと・・・。







 

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