ユタ州ハンクスビル(Hanksville)にある火星協会のMDRSを訪問しました。
10月4日から世界宇宙週間のイベントで、ここで居住実験が始まります。
クルートレーニング担当ディレクターのシャノンさんに連絡を取り、準備を手伝う約束をして訪問しました。

しかし当日はシャノンさんと連絡が付きませんでした。
この村では、私の携帯の電波が入らないんです。
結局、連絡が付いたのは、私がこの村を離れてからでした。本当に残念!

現地に到着するまでは、思っていたよりも地形が険しく本当に苦労しました。
遭難覚悟で到着し、今後の研究に向けて現地調査をしました。

今回の遠征で、私が考えたことは、いずれ詳しく書きますが、とりあえずここでは写真のみ掲載します。

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本当は普通の車で入ってはいけない場所です。

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思っていたよりも険しい。どこが道かもよくわからない。
一度目の遠征は途中であきらめて一度戻りました。

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ついに到着

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これが直径8mの居住棟です。

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天文台の望遠鏡、思っていたよりも小さい。

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食糧生産のグリーンハウスの中

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遠征EVAのためのATV、YAMAHA, HONDAの文字が。

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日差しは強く、生き物がいないため、何の音もしません。変な感覚になります。

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全景、ユタ州の砂漠は、かなり背丈の低い草がある地域がほとんどでした。
ここだけ、火星のように、何もない地形が広がっています。
よく見つけましたね。

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ここはハンクスビルの村の入り口にある交差点のガソリンスタンドとショップ
HOLLOW MOUNTAINここがMDRSの集合基地、補給基地です。巨大な岩の中にお店があります。
MDRSへの道順(正確には道のようなものしかない)は公開されていませんが、
実は、ここで入り口を教えてくれます。

今回、一人でここへ行ってみて、南極点、北極点、山頂へ遠征する人たちの心理が少しだけわかりました。
この辺はいずれまとめます。

Team Nippon採用されるでしょうか?発表は10月初旬です。






 
SPACE HABITATION DESIGN講義

9/24 Ergonomics, Human Factors and Psychology Ch 6, 7
9/26 Ch 6, 7 (Cont.) and Presentation

12:30 - 13:05 前回の続き

13:05 - グループごとのプレゼン

チームは4チーム 上の2つはInspiration Marsの学生コンペ、
http://www.inspirationmars.org/
下の2つはRevolutionary Aerospace Systems Concepts - Academic Linkage (RASC-AL)のコンペに向けてグループワークを行っています。
http://nia-cms.nianet.org/RASCAL/Program-Info/RASC-AL-THEMES.aspx

Inspiration Mars 1 (7)
Inspiration Mars 2 (6)
RASC-AL (holistic habitat) (8)
RASC-AL (cis-lunar) (7)

発表内容は
Team Name
Mission statement
Major Milestone
チーム名は各グループとも工夫しているように思いましたが、ミッションステートメントのところはかなり突っ込まれていたグループもありました。
講義では、ミッションステートメントについて説明していましたが、大学院生が最初に扱うには少し難しいか?
マイルストーンは、それぞれのコンペの締め切りが決まっているので、それに向けた各チームの工程表です。

授業での最終発表に向けて各チームが準備をし、途中でこのような発表が何回かあります。
先生は、各チームのミーティングの時間と場所をプレゼンの後に必ず確認します(工程管理ですね)。

来週の
火曜日は、Ch 1 - 7 復習
木曜日は、試験

毎回、授業の初めには、今日、来週のスケジュールを確認します。

学生は、ほとんどノートを取っていません、おそらく、
この授業は遠隔授業(日本だと通信教育)の対象になっているため、ネット上で授業を後から視聴できるからだと思います。そのため授業は常に撮影されています。
私が3回ぐらい発言したものも入っているでしょうか?

 
第3回定例ミーティング

15:00 - 15:25 キックオフミーティング

Bioastronautics研究の定義 (この説明はわかりやすかった)
The study and support of life in space.

関連授業 ASEN 5335, 5053, 5050

構成メンバー PhD(7), MA(8), MA/BA(3), Visit(1) 最後の1人は私のこと

Grad Project ECLSS, Dream Chaser, X-Hab

ECLSS Research Project
NSTRF electrochromics
STTR freezable heat excahge
Oxygen reclamation
Water reclamation
CU SEDS
H1-20/…. (うまくメモが取れず)

5 founded

ACES and Apollo mockup この部屋に最近到着

秋セメスターの会議日程確認

15:25 - 15:50
後半はレジュメとCVの書き方をかなり詳しく説明(学生にとってはかなり勉強になる)
ファカルティの先生の中には個人Webに掲載しているので参考にするようにとアドバイス

Resume
 詳細なスライド有
CV (Accomplishments)
 詳細なスライド有
 3 major things Research, Teaching, Service (この3つが重要)

Working titles and….
(この辺はかなり詳しい条件が示されていた。大学院生向けのハンドブックか何か)

PhDを取るには最低限3本のジャーナル記事が必要、会議論文は含めない (この辺はだいたい日本と同じかな)
1 article published 1本は出版済み
2            1本は出版確定
3            1本は出版予定?

最後のところはよく理解できず。かなり遠まわしに言っていた気がする。

 
私がお世話になっているのはBioastronauticsグループ

Bioastronautics:過去には宇宙飛行生物学と訳しましたが、日本語で適切な名前を付けるのは非常に難しいです。日本の大学にはない専門分野です。

9/3 初出勤、研究施設等を見学(BioServe関連施設も見学、HTV3の仕事も受注実績あり)

9/10 研究打ち合わせ1回目、12月までの目標設定

1週間の主なスケジュール
毎週水曜日15時から定例研究会
火曜日、木曜日 12:30-13:45 SPACE HABITATION DESIGN 受講


・定例研究会
9/4 自己紹介、大きくECLS、Dream Chaser、X-Habの3つのグループがある。
Inspiration Mars学生デザインコンペ(火星協会年次総会で発表)、SEDS (Students for the Exploration and Development of Space)の話題の紹介があった。

9/11 先週いなかったメンバーも加わったので、再び自己紹介、グループごとのミーティング日時を設定
9/18 ミーティングなし


・SPACE HABITATION DESIGN講義

テキスト:Human spaceflight: mission analysis and design, Wiley J. Larson, Linda K. Pranke
LSC Human Spaceflight with Website (Space Technology)LSC Human Spaceflight with Website (Space Technology)
(2007/05/25)
Wiley Larson、Linda Pranke 他

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シラバス

ここで私が何を学んだかはいずれきちんとまとめますが、アウトラインのみ示します。
また、私がこの講義を受講したいと思った理由を2010年2月,日本航空宇宙学会誌,58巻,673号,56-58頁に執筆しています。

9/12 洪水で大学休校
9/17 Human Physiology - Ch 5
9/19 Human Physiology - Ch 5

続く

 
8月31日にボルダ到着、4泊ホテルに泊まり、9月4日に家具付きアパートへ引っ越しました。

最初の1週間が猛暑
次の1週間が100年ぶりの大洪水
最初の2週間でやっと生活の準備も整い、プリンター、ノートパソコンをAmazonで購入
(ここで日本のAmazonほど便利ではないことに気が付く。Amazon Primeに設定して2 dayシッピング、日本の場合お昼までに購入すれば夜に到着する場合もあるのとは大違い。しかもPrimeの料金も高い。1 dayシッピングはさらに追加料金が要求される)

最初の準備で一番通ったところはBest Buyでした。日本に比べると電気屋さんが少ない気がします(日本が多すぎるのか)。

食料品は、Spurt、Safway(会員になったら会員割引がある)をよく利用します。

9/19 初めて涼しくなったと感じました。
9/22 ここは年間300日以上晴れらしいが、ここに住み始めて天気について気が付いたことがある。午後になると突然曇り始めて、強い風が吹き始めるときがたまにある。雨が降るときもあれば、降らない時もある。
誰かが言っていましたが、ここは「風の谷」らしい。

毎日、仕事帰りに、スーパーに立ち寄って、オーガニックと書いてある食料品が多いことに気が付きました。
最近まで詳しく知りませんでしたが、ボルダーはロハス発祥の地なんです。
私は宇宙居住について2つの研究テーマを持ってこの地に来ましたが、3つ目のテーマを見つけました。
スマートグリッドも有名ですが、ここのロハスはオーガニック食品とその供給の仕組みにあると思います。時間を見つけて、スーパーのオーガニックフーズ、ファーマーズマーケット、近隣の農家を巡っています。

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食料品スーパーWhole Foods Marketの地元の野菜売り場

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日曜日のファーマーズマーケット

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農家から車で運んできて売っている様子がわかります。


 
2013年2月に、2018年1月に501日間火星飛行し カップル(男女2人)を火星に送るというInspiration Mars
プロジェクトが発表されました。

私が今いるコロラド大学ボルダー校で、8月に火星協会の年次大会があり、
ここで、学生向けのデザインコンペが発表されています。詳しい情報は以下にあります。
International Student Design Competition

また計画自体の詳細は以下にあります。
Inspiration Mars

技術的な検討は、ページ下の方のIEEEの論文に詳しくあります。
米国の大学だと、このようなコンペに複数のチームが応募してくるんですが、日本だと難しいでしょう。
このような分野を扱っている大学がありません。

米国滞在中に、関係者を訪ねてみようと思います。会ってくれるかな?




 

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